オリックス・バファローズのエースとして活躍する山本由伸投手は、岡山県出身ながら宮崎県の都城高校に進学しました。
なぜ山本由伸投手は都城高校を選んだのでしょうか？
また、都城高校でどのような野球人生を歩んだのでしょうか？
この記事では、山本由伸投手の中学時代からプロ入りまでの経歴と、都城高校での活躍について紹介します。
山本由伸の中学時代は？なぜ都城高校？
山本由伸投手は岡山県備前市出身で、小学1年生から伊部パワフルズという少年野球チームで野球を始めました。
中学時代は東岡山ボーイズに所属し、内野手兼投手として全国大会に出場しました。
山本由伸投手は中学3年生の時に、野球に集中できる環境を求めて宮崎県の都城高校への進学を決めました。
都城高校は野球強豪校として知られており、夏の甲子園大会に8回、春のセンバツ甲子園大会に1回出場しています。
山本由伸投手は先輩から「野球に打ち込める」という話を聞いて、自分もそこで成長したいと思ったそうです。
山本由伸の都城高校での活躍は？
都城高校に入学した山本由伸投手は、当初は内野手兼投手として入部しましたが、キャッチボールで見せた投球動作や指先の感覚に素質を感じた監督から投手完全転向を提案されました。
山本由伸投手は1年夏から公式戦で投げ始め、2年時にはエースとなりました。
山本由伸投手は2年夏の選手権宮崎大会準々決勝で、互いに無得点の九回二死三塁で宮崎日大高のエースを打席に迎えました。
2ストライクと追い込んだ後のスライダーを左前に返され、0-1で敗れました。
この敗戦が山本由伸投手の野球人生のターニングポイントになりました。山本由伸投手は「一球の大切さを知りました」と語っています！
その後、山本由伸投手は冬は体重を増やし、走り込みや股関節の強化で体を作りました。
直球も3年時には150キロを超えるようになり、多彩な変化球と速球を武器に本格派右腕に成長しました。
しかし、3年夏も甲子園出場は果たせませんでした。また、怪我の噂や社会人野球に進む噂が流れたことで、ドラフトではオリックス以外の球団からはあまり注目されない存在となったのです。
山本由伸のプロ入り後は？
山本由伸投手は2016年のNPBドラフト会議で、オリックス・バファローズから4巡目で指名されました。
都城高校からのNPB入りは、1994年のドラフト会議で横浜ベイスターズと契約した福盛和男以来22年ぶりでした。
プロ入り後も山本由伸投手は都城高校時代の経験が生きています。
2017年には一軍デビューを果たし、2018年にはリリーフとして活躍しました。
2019年には先発に再転向し、最優秀防御率のタイトルを獲得しました。
2020年には最多奪三振のタイトルを獲得し、日本代表にも選出されました。
2021年には東京オリンピックの野球日本代表、2023年にはWBC日本代表にも選ばれ、共に金メダルに大きく貢献しています。
山本由伸投手は追い込まれてからも、時間をかけるべき打者にはじっくり向き合っています。
その姿勢は、2年夏の敗戦で学んだ「一球」の重みが反映されています。
2022年・2023年の2年連続でノーヒットノーランも達成し、山本由伸投手は都城高校で培った才能と精神力で、プロの舞台でも大活躍していますね！
山本由伸の実家は金持ち？
山本由伸投手の実家が金持ちなのではないかという噂がありますが、それは本当なのでしょうか？実際に山本由伸投手の実家や両親について調べてみました。
山本由伸投手の実家は岡山県備前市にありますが、具体的な住所や家の様子は公開されていません。
また、実家が金持ちなのかどうかもはっきりとはわかりませんでした。
ただ、インスタグラムで見せた写真から判断すると、山本由伸投手の実家は普通の一軒家であることがわかります。
また、実家の隣には同じオリックス・バファローズに所属する頓宮裕真選手の実家があることも話題になりました。
山本由伸投手の両親はどんな方なのでしょうか？
父親の名前は山本忠伸さんで、息子と同じく野球好きだそうです。
小学生時代から野球を始めた山本由伸投手を見守り、少年野球チーム「伊部パワフルズ」や中学校野球部「東岡山ボーイズ」でコーチを務めたこともあります。
父親がどんな職業をしているかは明らかになっていませんが、野球用品店を経営しているという情報もあります。
母親の名前は山本由美さんですが、詳しい情報はほとんどありません。
ただ、息子を温かく支える優しい母親だということがわかります。
山本由伸投手はインタビューで、「母親から『頑張って』と言われると力が出る」と語っています。
山本由伸投手には兄弟がいるかどうかも不明ですが、おそらく一人っ子だという説と姉がいるという説がネットで流れています。
