梅雨時期も健康に!梅雨時期の体調不良の原因と対策

今年ももうすぐ梅雨の時期がやってきますね。じめじめとした湿気で、この時期になると体調不良になってしまう方も多いのではないでしょうか。
毎年同じような症状に悩まされている方も、梅雨の時期の体調不良の原因と対策方法をチェックしましょう!

目次

梅雨の時期はこんな体調不良に注意!

梅雨の時期にはなんだか調子が悪いと感じることがありませんか?特に以下のような症状が気になる方が多いと思います。要注意ですね。

・手や足のむくみ
・体がなんとなく重い、だるい
・頭痛、めまいを起こす
・胃の不快感(胃がむかむかする、食欲がわかないなど)
・下痢や腹痛を起こす
・関節の痛み

これを書いているわたしも、梅雨の時期は頭やおなかが痛くなりやすいのです。

また、高校時代に、カナダから来た英語の先生が、やはり梅雨の時期に体調不良でお休みしていたことを覚えています。

これらの症状は「梅雨だる」「梅雨負け体質」と呼ばれ、女性に多いとされています。大きな原因は「湿気」と「自律神経の乱れ」です。

梅雨の時期の体調不良の原因は何?

原因①湿気について

体の中で水分が重要な役割を担っており、適度な水分を保つことで健康を維持できます。

しかし、梅雨の時期の長雨により湿度が高くなると、体の水分を汗として外に排出しにくくなります

それによって余分な水分が体にたまり、手足の冷えやむくみ、だるさなどの体調不良の原因となります。

また湿度が高いと水分の代謝だけでなく、消化吸収もうまくできなくなるため、消化不良を起こして胃のむかつきや食欲不振、腹痛、下痢の原因となります。

原因②自律神経の乱れについて

もう一つの原因が「自律神経の乱れ」と言われています。

自律神経とは、内臓の動き、体温調整など体の様々な働きを調整しコントロールしている人体の仕組みです。
活動時に働く交感神経と、リラックス時に働く副交感神経のバランスが保たれることにより健康を維持できます。

梅雨の時期は気圧や気温が急に変化するため、交感神経と副交感神経のバランスが崩れる原因となります。

梅雨の時期以外でも天気の悪い日(低気圧の日)に頭痛があるなど体調不良になりやすい方もいますね。

交感神経と副交感神経のバランスが崩れることにより、不安感や緊張感、頭痛やめまいなどの体調不良が起こることがあります。

梅雨の時期の体調不良の対策!

梅雨の時期の体調不良を放っておくのはよくありません。上記の2つの原因に対応する習慣を取り入れて対策してみましょう!

 温かいものを飲食する

消化不良や下痢が起きているときの基本的な対策として、温かいものを飲食するようにしましょう。

暑い日もあるので冷たいものを摂りたくなりますが、体を冷やして消化不良や下痢を悪化させてしまうため、症状が落ち着くまでは控えたほうがよいでしょう。

 食事で水分を排出する

梅雨の時期の湿気により、汗で体の余分な水分が排出しにくくなり、消化不良やむくみの原因となります。そのため、水分の排出を助けるような食べ物・栄養素を意識してとりいれてみましょう。

・きゅうり、ズッキーニ、ゴーヤ、大根、アボカドなどの野菜
・バナナなどの果物
・昆布、わかめなどの海藻類

これらの食べ物には余分な水分を排出してくれるカリウムが含まれています。

食べ過ぎると胃腸を冷やしてしまうことがあるため、スープなど温かくして食べるのが効果的です。

 発汗を促す

発汗により余分な水分を排出できるよう、シャワーだけでなく湯船につかったり、マッサージで血流を良くしたり、軽い運動をするのもおすすめです。

余分な水分の排出だけでなく、自律神経の乱れへの対策としても効果的です。

 交感神経と副交感神経のバランスを意識した生活

梅雨の時期は低気圧に加え、外出が少なくなるため副交感神経が優位になり、だるさの原因になります。

交感神経と副交感神経のバランスを整えるため、次のような生活リズムを心掛けましょう。

☆日中は交感神経を優位に
・朝、カーテンを開けて太陽の光を浴びる
(曇天、雨天時でも太陽の光は地上に届いているので、カーテンを開ける習慣をつける)
・昼間は軽い運動(外を歩く、雨の日はストレッチなど)

☆夕方から夜は副交感神経を優位に
・湯船につかる
・リラックスできる音楽、香り、照明の明るさを用意する

まとめ

じめじめとした梅雨の時期も快適に過ごせるよう、日常生活を見直してみるのもいいかもしれません!
また、新しい傘を買ったり、梅雨コーデや梅雨ネイルなど見た目のおしゃれから楽しい気分を上げていくのもいいですね。

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