今や知らない人はいないほどの日本を代表する野球選手、マー君こと田中将大投手。
2006年の甲子園決勝戦での斎藤佑樹投手との投げ合いを覚えている人は多いですよね。プロ入りした田中将大投手は快進撃を続けメジャーリーグで超大型契約も勝ち取りました。
そんな田中将大投手を育てた父親や母親はどんな人だったのでしょうか。調べてみると田中将大投手の父親はなかなかスゴイ人みたいです。
また、田中将大投手には兄弟がいるそうです。田中将大投手と兄弟はそっくりなのでしょうか?また、兄弟がどんな仕事をしているのか気になりますね。
今回は田中将大投手の父親や兄弟など、家族について紹介します。
田中将大の家族構成は?
田中将大投手は兵庫県伊丹市出身です。小学1年生の時に地元の少年野球チーム・昆陽里タイガースで野球を始めました。
そんな田中将大投手の父親は田中博さん、母親は田中和美さんといいます。
また、田中将大投手には2歳年下の弟・田中雄士さんがいます。
田中将大投手は父親、母親、弟との4人家族ですね。
ネット上では、甲子園・楽天イーグルスで活躍しメジャーリーガーとなった田中将大投手を育てた父親・母親がどんな人なのか注目が集まっています。田中将大投手の父親について調べてみました。
田中将大の父親の職業は?
田中将大投手の父親・田中博さんは1961年生まれで、コニカミノルタ株式会社に勤めていることが判明しています。
父親が勤めるコニカミノルタ株式会社は印刷機やコピー機、医療機器・計測機器を製造開発、販売する大手メーカーです。コニカミノルタ株式会社の2020年度の平均年収は728万円とされていて、給与は比較的高水準といえますね。
父親の給与がこれだけ高水準なので、田中将大投手の母・和美さんは専業主婦であるという説がネット上では有力です。
なお、現在、田中将大投手の実家は伊丹市から宮城県仙台市へ転居されたと言われています。これは田中将大投手が楽天イーグルスに所属しているのとは関係がなく、父親の仕事の都合のためだということです。
父親の転勤ではからずも実家との距離が近くなった田中将大投手ですが、実家に帰ると勝てないというジンクスがあるとか。そのため普段は頻繁に父親に会うということはないそうです。
田中将大の父親が受賞?
ここで、一つの疑問が浮かび上がりますね。
プロ野球選手である田中将大投手の父親とは言え、なぜ一般人である父親の職業が明らかになっているのでしょう?
それには理由がありました。
実は田中将大投手の父親・田中博さんは、2010年に「ベストファーザー賞 in関西」という賞を受賞しています。その際に勤務先がコニカミノルタ株式会社であることが合わせて発表されていたのです。
芸能人が受賞するイメージがあるベストファーザー賞ですが、芸能部門のほかに一般の方に授与される「一般部門」や政治・経済・学術など様々な分野の素晴らしい父親に授与されます。
その中で田中博さんは「一般部門」にて、
・一定の距離を保ちつつ必要な時に叱ったりアドバイスをした
・父親として子を守る壁となり、「自分を超えてほしい」という信念により子育てをした
・その結果日本代表として活躍する野球選手である田中将大投手を育て上げた
という実績が認められ受賞しました。
同年には芸能部門で谷村新司さん、スポーツ部門でボクシングの長谷川穂積さんが受賞。また他の年度の一般部門では、
・NMB48山本彩さんの父親
(山本達也さん)
・ロザン宇治原史規さんの父親
(宇治原志郎さん)
・菅田将暉さんの父親
(菅生新さん)
といった、田中将大投手と同様、関西にゆかりのある著名人の父親が受賞しています。
★菅田将暉さんの父親・菅生新さんについてはこちら↓
田中将大と父親がCM共演
そんな田中将大投手の父親は、田中将大投手と一緒にテレビCMに出演したこともあります。
2009年、田中将大投手が20歳になったときに放送されたキリンビールのCMで、親子共演を果たしました。実は田中将大投手と父親・博さんは2人でお酒を飲むのはこのCMの撮影日が初めてで、事前打ち合わせや台本はなく自然体の父親と息子の会話をしています。
CMには複数のパターンがあり、その中で父親の博さんが「将大に“父さんのような家庭は持ちたくない”と言われた」と話しています。
田中将大投手はこれに対して「言った言った!」と笑顔で懐かしんでいましたが、田中将大投手と父親の間にいったい何があったのでしょう。
その理由は、田中将大投手の子供の頃に父親が休みの日にゴロゴロしていてどこにも連れて行ってくれなかったからだそう。
田中将大投手の父親はコニカミノルタ株式会社という大企業に勤務しているので、どうしても週末は疲れてしまうのでしょうね。田中将大投手はそんな父親を見て育って、自分は休みの日に子供とちゃんとあそんであげたい!と思ったのでしょう。
現在は、妻の里田まいさんのSNSで田中将大投手の父親としての素顔が多く見られるので、有言実行していて素晴らしいです。イクメンぶりは父親を反面教師にしてのものだったのですね。とはいえ、CMを見る限り田中将大投手の父親も明るくていい人そうです。
★田中将大投手の子供についてはこちら↓
田中将大の兄弟は?仕事は何?
さて、田中将大投手には2歳年下の弟が一人いることがわかっています。
弟の名前は田中雄士さんといいます。実は田中将大投手の弟はコアな野球ファンの間では知られているのです。
田中将大投手の弟・雄士さんは、田中将大投手と同じく少年時代から野球に取り組んでいました。盛岡中央高等学校で2年生の時にベンチ入りし、球速130km/hのピッチャーでした。しかし、弟の雄士さんは公式戦出場はかなわず、甲子園出場もなりませんでした。
兄弟で比較するのは気の毒ですが、高校時代から150km/hのボールを投げていた田中将大投手に対し、雄士さんは高校野球の公式戦で活躍することはかないませんでした。
弟・雄士さんは高校卒業後、青森大学の野球部で野球を続け、専門学校を経て2016年に小守スポーツマッサージ療院という治療院に就職しました。小守スポーツマッサージ療院は、東京都の新宿をはじめ、都内や神奈川、仙台などに治療院を開いており、プロスポーツ界へトレーナーを派遣しています。
(トレーナー:スポーツ選手のケガ予防、リハビリ、トレーニング指導を行う職業)
そして、2019年に行われた広島東洋カープの秋季練習にトレーナーとして参加したことが野球界で話題になったのです。
田中将大の弟は田中将大とそっくり!
初めてプロ野球球団に派遣された田中将大投手の弟・雄士さんは、見た目が田中将大投手とそっくりだと話題になり、スポーツ新聞でも取り上げられました。
確かに並べてみるとそっくりで、まるでマー君が広島のユニフォームを着ているようで不思議ですね。
広島カープでは田中雄士さんがマー君の弟だと知らなかった人も多く、チームの人から「マー君に似てるね」と声をかけられた雄士さんは「弟です!」と返事を返すのでびっくりされたそう。
実際に施術を受けたカープの菊池保則投手(楽天時代に田中将大投手と同僚)も、「笑うと似てる」と太鼓判。ですが「弟さんのほうが大人しそう」という感想も抱いたそうです。
マー君はチームメイトに対しては気さくでヤンチャそうな感じがしますから、見た目のそっくりさに対して弟さんは印象が違ったのでしょう!
田中将大投手の弟・田中雄士さんの広島カープでの仕事は期間限定だったようですが、また広島カープや他球団から声がかかることもありそうですね。ぜひ楽天イーグルスにトレーナーとして派遣されて田中兄弟で並んでみてほしいです!
田中将大の年俸推移総額は?
田中将大投手といえば、圧倒的な成績にともなう莫大な年俸も気になりますね。田中将大投手がどれくらい年俸をもらっているのか、年俸推移と現時点の生涯年俸総額を計算してみました。
田中将大投手の楽天時代(2007~2013)の年俸推移は以下の通り。年俸総額は12億7000万円です!また、入団時には年俸とは別で契約金1億円を受け取っています。税金もあるので年俸のすべてが田中将大投手の手に入るわけではないでしょうが、それでもスゴイ金額なのには変わりありません。
ちなみに入団1年目の田中将大投手の初任給(初めて振り込まれた年俸の月割り額)は125万円になりますが、田中将大投手はそのお金で父親・母親へ日常生活品を購入して送ったそうです。親孝行ですね!
シーズン | 年俸 |
2007年 | 1500万円 |
2008年 | 6000万円 |
2009年 | 9500万円 |
2010年 | 1億8000万円 |
2011年 | 2億円 |
2012年 | 3億2000万円 |
2013年 | 4億円 |
ニューヨークヤンキースでは、2014年から2020年までの7年契約を結んでいて、年俸総額は1億5500ドルと報道されています。日本円で約161億円になります。アメリカでの年俸は半分以上税金で持っていかれていると言われていますが、それでも田中将大投手の手元には80億円近く残っていることになりそうです。
まとめ
田中将大投手の父親や弟について紹介しました。
田中将大投手の父親は、のちに大スターになるプロ野球選手を育て上げた功績で受賞をしていて、CMにも田中将大投手と共に出演していたんですね。
また弟さんは田中将大投手と同じく野球経験者で、スポーツ選手のトレーナーとしてお仕事されています。今後、もしかしたら田中将大投手と競演もあるかもしれません!