台風の日のエアコン異音(ポコポコ音)の解消方法は? | IRIS LOG

台風の日のエアコン異音(ポコポコ音)の解消方法は?

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台風は、毎年やってきて私たち日本人を悩ませています。

台風や大雨が頻繁に発生する夏~初秋の時期には、まだまだエアコンが活躍していますね。

そんな中、台風や大雨の時にエアコンから、ポコポコという異音がすることがありませんか?

実はこの異音は故障ではなく、そのうち直ることも多いので、放置している人が多いようです。

しかし、一度簡単な対策をすれば、こうした異音が鳴らないようにすることができます。

今回はエアコンのポコポコ異音の解消方法を紹介したいと思います。

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台風でエアコンからポコポコ異音がする原因は?

台風などの大雨のとき、エアコンからポコポコ異音がする原因は、2つあります。

  • 排水ホース(ドレンホース)に水が残っている
  • 台風の強風が排水ホース(ドレンホース)を通して室内に入り込む

エアコンには、冷房を使ったときに内部にたまった水を排出するための排出ホースがあります。これはドレンホースといいます。

ドレンホースは屋外に水滴を排出できるよう、室外に伸びていますが、カバーなどはなく基本的にむき出しの状態です。

そのため、ドレンホースに水が残っているところに、台風で強い風が当たるとドレンホースを通じて空気が逆流し、ポコポコという異音を出す原因になるのです。

また、家の外と中で気圧差が大きい場合には、特に台風等でなくてもポコポコ異音がする場合もあります。気密性の高い高層マンションではよく見られる現象です。

簡単にイメージすると、マンションでは玄関ドアを開けるのに結構力がいることがありますよね。気密性の高いマンションの部屋では、給気口を閉めたまま換気扇を回してしまうと、室外より気圧が低くなってしまいます。そのためドアが外側から内側に向かって空気で押し付けられる形になり、ドアが重くなってしまうのです。

気圧差によってエアコンからポコポコ異音がする現象も、原理的には上記と同じです。
マンションの部屋の気圧が低くなってしまったときに、外から無理矢理ドレンホースを通って空気が入ってこようとするので、音が鳴るのです。

エアコンを運転している以上、ドレンホースに水は必ずたまるので、このポコポコ異音が発生する現象は特に故障というわけではありません。

でも、夜寝るときなどに異音がしていたら気になりますよね。

そこで、次の章で対策方法を紹介します。

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エアコンのポコポコ異音の対策方法

窓を開ける・換気口を開く

エアコンのポコポコ異音がする原因の一つは、家の中と外の気圧差ですので、窓を開けたり、換気口を開いたりして外の空気の入り口を増やせば、ドレンホースに外気が入りにくくなるのでポコポコ異音が解消できます。

しかし、この方法は台風による大雨や強風の最中には危険ですし、ドレンホースに水がたまったままなので、窓を閉めてしまえばまた異音が発生する可能性があります。

逆流防止弁をドレンホースに装着

エアコンのドレンホース専用の逆流防止弁が販売されています。

逆流防止弁は読んで字のごとく、外から空気などが入るのを防止するものです。
エアコン用の逆流防止弁は、ドレンホース内の排水はきちんと排出しつつ、ドレンホースを伝って侵入する虫や外気を抑制することができます。

お使いのエアコンのドレンホースの内径を確認してから、ホームセンターや通販で探してみてください。

ちなみに、実際の装着も逆流防止弁をドレンホースに差し込むだけで、特別な技術は必要ありません。

台風が来る前に余裕をもって準備してくださいね。

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台風の日のエアコン異音(ポコポコ音)の解消方法まとめ

台風の日に気になるエアコンのポコポコ異音の解消方法について解説しました。

逆流防止弁ひとつでポコポコ異音も、虫の侵入も防止できて、とても快適に生活できるはずです。

とても簡単なので、ぜひ台風が来る前に対策しておいてください。