柳田将洋はバレーボール男子日本代表チームで主将を務めたこともある選手ですが、東京オリンピックとパリオリンピックでは代表落ちしてしまいました。実力があるはずの選手がなぜ2度も続けて落選してしまったのか、明確な理由を知りたいですよね。
この記事では、柳田将洋が代表落ちした理由や引退の可能性、サントリーサンバーズへの復帰理由を解説していきます。
柳田将洋が代表落ちした理由
柳田将洋が代表落ちした理由は次の通りです。
- 国際レベルに満たない
- 髙橋藍の存在
- 身長の問題
やはり日本代表ともなると、選手選考はシビアになるようですね。技術や身体的な問題に加え、他の選手との間に実力差が生まれてしまうというのは落選の大きな理由になってしまいます。ここからは、代表落ちした理由について掘り下げて見ていきましょう。
国際レベルに満たない
柳田将洋が代表落ちした1つ目の理由は「国際レベルに満たない」からです。当たり前のことですが、オリンピックでは世界中からトップクラスの強者が集まります。最低でも海外の代表チームと互角に戦える力がないと代表にはなれません。
柳田将洋は国際経験が豊富でサーブ効果率も日本トップクラスですが、国際レベルではブロックの効果率が下がるといいます。国際レベルに満たないというのは一番の落選理由だといえるでしょう。
髙橋藍の存在
柳田将洋が代表落ちした2つ目の理由は「髙橋藍の存在」です。髙橋藍は柳田将洋と同じアウトサイドヒッターで、守備力に長けています。オールラウンダーを起用した方が、試合運びがスムーズになることは明確なので、髙橋藍が選ばれたと考えるのが自然です。
柳田将洋も非常に優秀な選手ではありますが、残念ながら髙橋藍には一歩及びませんでした。
身長の問題
柳田将洋が代表落ちした3つ目の理由は「身長の問題」です。アウトサイドヒッターは得点を入れるための重要なポジションなので、身長の高さが重要視されます。
パリオリンピックで代表に選ばれたアウトサイドヒッターは、柳田将洋よりも身長が高い選手ばかりでした。身長は努力して伸ばせるものではないので、こればかりは仕方がないのかもしれません。
柳田将洋は代表落ちした後どんな対応をした?
柳田将洋は代表落ちをしてしまいましたが、落選についての取材を断ることなく受けていました。主将経験もある分ダメージは大きかったはずですが、代表落ちを後ろ向きに捕らえなかったようです。
その理由を「落選したことよりも、なぜそのような選考になったかの方が重要だから」とし、同じように落選する選手にも誇りを持って欲しいと語っていました。
柳田将洋は引退する?
柳田将洋が引退する予定はありません。現在はサントリーサンバーズに所属し、チームを牽引しています。一度退団した古巣のサントリーサンバーズへ復帰した理由は「自分が成長するため」だったそうです。
また、新型コロナウイルスの流行で練習が制限され、思うように体を動かせなかったことも理由の1つに挙げています。落ちてしまった筋力を取り戻すための環境が整っていた点も復帰への選択に繋がったとのことでした。
柳田将洋は石川祐希と仲良し?
柳田将洋と石川祐希は仲が良いことで有名です。2014年に代表に選ばれた2人は、柳田将洋が声をかけたことをきっかけに仲良くなったといいます。3歳離れているので最初は先輩後輩の関係だったのかもしれませんが、今では友達のような関係だそうです。
電話で話したり2人でカラオケに行ったりするほど仲が良いので、家族ぐるみの付き合いもあるのかもしれませんね。
柳田将洋の代表落ちはなぜかについてのまとめ
今回は、柳田将洋の代表落ちについて解説いたしました。代表落ちした理由は国際レベルに満たなかったことや、オールラウンダーの髙橋藍の存在などがあったようです。落選後も引退せず、現在はサントリーサンバーズでプレーを続けています。
古巣のチームへ戻った理由は自分が成長するためとのことでした。次のオリンピックでは柳田将洋が代表として闘う姿が見たいですね。