【2021】恵方巻の食べ方や方角(吉方位)は?由来はまさかの下ネタ? | IRIS LOG

【2021】恵方巻の食べ方や方角(吉方位)は?由来はまさかの下ネタ?

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節分といえば、「鬼は外福は内」の豆まきをしますが、近年では全国的に恵方巻を食べる家庭も増えてきたのではないでしょうか。

恵方巻は太い巻き寿司ですが、正しい食べ方を知っていますか?
よく「食べながらしゃべってはいけない」「包丁で切ってはいけない」と言われますがなぜなのでしょうか。

また、恵方巻はその年の恵方(吉方位)を向いて食べると言われますが、何故恵方を向くのか、何故毎年恵方が変わるのかも気になります。

そしてそもそも恵方巻がどうして生まれたのかの由来も知りたい!という方も多いのではないでしょうか。スーパーやコンビニでの恵方巻の説明に見る由来や、あまり知られていないまさかの下ネタが由来との噂も紹介します。

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恵方巻の食べ方は?

実は、2021年の節分は2月3日ではなく、37年ぶりに2月2日になります。
これは、国立天文台の観測結果によって2021年の立春(=太陽黄経が315度になる日)が2月3日23時59分になることが判明したので、その前日の2月2日が節分になるのです。間違えないよう注意しましょう!

恵方巻の食べ方にはいろいろなルール、しきたりがあるとされています。主に言い伝えられている食べ方は次の通りです。

★恵方巻を一本まるごと、切らずに食べる

恵方巻は、包丁で切ったりせずに一本丸ごとを丸かぶりするのが正しい食べ方と言われています。切らずに食べるのは「縁を切らないため」という意味です。
恵方巻ののりで巻き込んだ良い縁をまるごといただきましょう、という意味ですね。

★恵方巻を食べるときはしゃべらない

恵方巻を食べるときは、なるべく休まずに最後まで無言で、しゃべらないようにするのがいいと言われています。
恵方巻を食べながら話をしてしまうと、開いた口から福がこぼれてしまうということです。

★恵方巻は恵方を向いて食べる

恵方巻は、恵方を向いて食べるからこそ恵方巻です。恵方には、「歳徳神」(年神様とも)という金運や幸運をつかさどる神様がいて、毎年いらっしゃる方角が変わるのです。
次のメニューで恵方について詳しく解説します。

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恵方巻の恵方(吉方位)はどっち?

歳徳神がいらっしゃる恵方は、毎年方角が変わります。ニュースや恵方巻の広告にその年の恵方が書かれていますが、どうやって方角が決まるのでしょうか。

実は、恵方(吉方位)は北北西、西南西、南南東、東北東の4種類だけです。
さらに細かく言うと、北北西微北(やや北)、西南西微西、南南東微南、東北東微東です。

毎年の恵方は、陰陽五行説の十干に基づいて、法則性に従って決まります。
十干は陰陽五行説の自然の要素である木、火、土、金、水、を兄と弟(え・と)の2種に分けたもので、方角や暦など様々なものに対応します。

十干の一覧表

甲:きのえ
乙:きのと
丙:ひのえ
丁:ひのと
戊:つちのえ
己:つちのと 
庚:かのえ
辛:かのと
壬:みずのえ
癸:みずのと

この10種類の十干が各年にあてはめられていて、その種類によって恵方が決まります。一見難しそうですが、不思議なことに西暦の下1桁にもこの法則があてはまるので、現代でも簡単に恵方を把握することができます。

西暦の下1桁十干恵方
1、6丙、辛 南南東
2、7丁、壬北北西
3、8 戊、癸 南南東
4、9 甲、己 東北東
5、0 乙、庚 西南西

例えば2021年は、下1桁が1なので恵方は南南東となります。
なんとなく恵方といえば南南東というイメージがあるのは、南南東のみ当てはまるタイミングの年が多いからなんですね。

各年の恵方の方角を調べるのには、便利なスマホアプリもありますので参考にしてみてください。

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恵方巻の由来は?下ネタも?

そもそも恵方巻はなぜ生まれたのか、由来が気になりますね。

恵方巻の由来には非常に多くの説がありますが、よくスーパーやコンビニの恵方巻の広告などで紹介されているのは、江戸時代から大阪で始まった習慣だというものです。

一般的には節分のお祝い、つまり春が来ることへのお祝いに商売繁盛や無病息災を祈るもの、あるいは武将が節分の日に海苔巻きを丸かぶりして戦に勝利したことにあやかったものと言われています。

しかし、恵方巻の由来について調べると実は「下ネタ」がもとなのではないかという説にも行きつきます。その理由は、恵方巻の習慣が大阪の花街(遊郭)で始まったものだということに関係があるようです。

遊郭で海苔巻きを男性のアレに見立てて、遊女が海苔巻きを丸ごと食べる様子を囃し立てて眺めるというお大尽遊びが由来になっていると言われています。これはさすがに広告には載せられませんよね。

こうした大阪や関西で一部行われていた恵方巻の習慣が全国区になった理由は、コンビニの存在があるようです。1989年に広島県の一部のセブンイレブン店舗が節分に恵方巻(丸かぶり寿司)を取り扱うようになり、次第にコンビニ各社、全国に広まったのです。

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まとめ

恵方巻の食べ方の決まりや恵方が決まる法則、恵方巻の由来について紹介しました。

ここ十数年で一気に全国区になった恵方巻ですが、様々な食べ方のしきたりや法則があり調べてみると興味深いです。

恵方巻の由来の裏には下ネタともいえるものもありますが、それはあくまで可能性の一つとして、一年の幸運を願って恵方巻丸かぶりにチャレンジするのはいいのではないでしょうか。