エアコン暖房の適切な温度設定は?○○を意識して電気代節約

エアコン 暖房 温度設定

寒い季節にはエアコンの暖房が欠かせないですね。
晩秋~冬には1日中エアコンの暖房が必要ですが、電気代が気になりますよね。

エアコンの暖房の適切な温度設定は何度でしょうか?
温度を見直すと電気代の節約にもつながります。

実はエアコンの暖房で電気代を節約するには、冷房に比べて“あること”をより意識する必要があるのです。

また、温度設定以外にもエアコンの暖房を効率よく効かせる方法をご紹介します。

目次

エアコン暖房の適切な温度設定は?

環境省の「ウォームビズ」の取り組みによると、エアコンの暖房を使用している際の室温を20℃にすることが推奨されています。

一般的にエアコンを使用する際に温度調節をすることによる省エネ効果は、冷房よりも暖房の温度設定を調節した場合のほうが大きいとされています。
二酸化炭素の排出削減だけでなく、ひいては私たちの電気代を節約することにもつながるのです。

目安として、エアコン暖房の設定温度を1℃下げるだけで10%も電力を節約できると言われています。

ということは、逆に言うとエアコンの暖房のほうが冷房よりも効率が悪く、電気代が高くなりがちということになります。
それはなぜでしょうか。

エアコン暖房が冷房より電気代が高くなりがちな理由

エアコンの暖房を使うと、冷房よりも電気代が高くなることが多くあります。
その理由は、室内と外気との温度差が原因となっています。

エアコンの暖房と冷房を使う場合の、一般的な外気との温度差を比べてみました。

【エアコン冷房時】

エアコン温度設定:28℃ 
外気:29℃(2020年8月の平均気温・小数点以下切り捨て)
気温差:-1℃

【エアコン暖房時】

エアコン温度設定:20℃
外気:7℃(2020年1月の平均気温・小数点以下切り捨て)
気温差:+13℃

このように、暖房を使う場合のほうが大幅に外気との気温差が大きくなります。
そのぶんエアコンが使用するエネルギーも大きくなるので、暖房のほうが電気代がかかるのです。

とはいえ、エアコンの暖房の温度を20℃に設定しても、肌寒く感じる場合もありますよね。
肌寒いからといって、暖房の設定温度を25℃や26℃など高くしている人もいるかと思いますが、それではますます電気代が上がってしまいます。

ウォームビズで提唱されているように服装を暖かくして調整する方法もありますが、ここからは電気代の節約にもなるエアコンの暖房を効率よく使う方法を紹介します。

エアコン暖房の電気代節約:自動運転を使おう

エアコンの暖房は自動運転で使用するのが断然おススメです。

エアコンの運転モードには自動運転のほか強・中・弱と選べるようになっていることが多いです。
一見すると弱で運転すると省エネだと思いがちですが、実は弱モードでは、部屋の広さや環境によっては設定温度に到達するまで時間がかかり、結果的に電気代がかかってしまうのです。

自動運転にすると、まず設定温度に近づけるために最大のパワーで運転し、十分暖まってからは自動的に弱モードなどに切り替わるようになっています。

エアコンが最も効率よく動作するためのモードが自動運転なのです。

エアコン暖房の電気代節約:風向き設定を下向きに

エアコンの暖房をつけても部屋が暖まりにくい最大の理由の一つが、暖かい空気が部屋の上にとどまってしまうこと。

理科の授業で、冷たい空気と暖かい空気がぶつかったとき、冷たい空気が下に、暖かい空気が上に昇ると習ったと思います。

そのため、エアコンの風向きをあらかじめ下向きに設定することで、暖かい空気が下に降りやすいようにしてあげましょう。

エアコン暖房の電気代節約:サーキュレーター

上記のエアコンの風向きを下向きにする方法と併せて使ってほしいのが、サーキュレーターです。

サーキュレーターで部屋の空気を循環させることで、より効率よく部屋全体を素早く暖められます。

扇風機や空気清浄機も同様に、空気を循環させるために使うことができますよ。

エアコン暖房の電気代節約:加湿器を使おう

人が感じる温度を左右するのは気温だけではなく、湿度も大きくかかわっています。
湿度が上がるほど、体感温度が上がりますので、加湿器やエアコンの加湿機能を使って適度な湿度を保つようにします。

通常、湿度40%~60%ほどが多くの人が快適に過ごせる湿度とされています。

冬の空気は湿度が低いうえ、エアコンの暖房を使用すると部屋の乾燥が進むので、しっかりと加湿器を併用するのがおすすめです。

ただし、加湿しすぎると窓が結露し、壁紙クロスや床などのダメージの原因となりますので、湿度管理ができる加湿器の使用を推奨します。

エアコン暖房の電気代節約:つけっぱなし

30分程度の短時間の外出等であれば、エアコンを切らずにつけっぱなしにしておいた方が電気代を節約できます。

この点は、冷房を使う場合と同じですね。

あまりにこまめに電源のオン・オフをしていると、電源を入れるたびにエアコンが部屋を暖めるために全力で運転することになります。
そのためかえって電気代がかかってしまいます。

エアコン暖房の電気代節約:フィルター掃除

ついつい忘れがちなポイントですが、エアコンのフィルターが汚れていると風の出方などの効率が悪くなり、余計に電気代がかかってしまいます。

冷房を使わなくなるとほったらかしにしてしまいがちなエアコンですが、暖房を入れる前にフィルターの掃除をしましょう。

エアコンフィルターの掃除のタイミングとしては2週間に1回程度がよいと言われています。
掃除機でホコリを吸うだけでも十分です。

環境省の調査によると、フィルターの掃除をするだけで約6%節電ができるそうです。

エアコン暖房の電気代節約:室外機を掃除

室外機はフィルターほどこまめに掃除しなくても大丈夫ですが、極端に汚れていたり、周囲に物が置かれていると、ごみを吸い込んでしまったりして効率が悪くなり、電力を余計に使ってしまいます。

以下のポイントをチェックして、室外機をキレイに掃除するのも節電につながります。

・室外機の表面(本体)に汚れがついていないか?
・室外機の水抜き穴にゴミなどが詰まっていないか?
・室外機のファンがふさがれていないか?
・雪が降った時に室外機が埋もれたり、雪を吸い込んでしまうようになっていないか?

エアコン暖房の電気代節約:家の断熱効果をアップ

家自体の断熱効果をアップすることも、室内の暖かさを保ち、エアコンの設定温度を上げすぎないようにすることができます。

特に外の冷気や室内の熱は、約50%が窓から放出されると言われています。

そのため、窓ガラスに断熱フィルム(断熱シート)を貼ったり、カーテンを厚手のものや断熱効果のあるものにするのが手軽でおすすめです。

エアコン暖房の温度・電気代節約まとめ

エアコンの暖房の適切な温度と、電気代節約方法をまとめました。

暖房のほうが冷房よりも、かなり電力消費量が多いので、エアコンの設定を見直したり掃除をしたりと対策するのはいかがでしょうか。
きちんと対策すると、電力消費量が多い分、電気代節約効果も大きいです。

暖かい部屋で節約しながら快適な冬を過ごしましょう!

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